決算が終わると今期の役員報酬を決める。
今期の予想をしながら・・・これが非常に不確実で難しいのだが。
業績好調な会社には、心配もなく所得税率と法人税率などを考えて様々なケースを提示できる。
ただそんな企業ばかりではなく・・・というか現状は厳しい企業の方が多い。
厳しい企業に対しての提案は、こちらも気持ちが重くなる。
先月給与決定に際して、社長と何度も話をした顧問先がありましたが、非常に困難な問題となってしまいました。
外部からの借り入れは当然行っているものの、中小企業では自己資金を会社に貸し付けながら回している部分も多いです。
自己資金を回しても足りない場合に、外部(金融機関)から借りるわけですが、業績が悪化している企業には非常に冷たいもんです。
右肩上がりとは行かない環境の中、これからもこの様な真剣な話し合いが続くと思います。
役員報酬
2012年6月4日 月曜日 21:19 税理士日記