税理士は節税してくれるもの。
ある意味正しく、正しくないように思います。
節税と税理士が考えていることは、あくまで合法的に税金を安く出来るかどうか・・・です。
非合法は、節税じゃなく脱税ですから、節税ではありませんね。
ある税理士のブログにもこのことが的確に書いてありました。
何百もある、いや何万もある節税手法を税理士は知っており、それをやってくれるもの。
そんな夢を見れるのは、1回目の申告前まででしょうか。
この経費、どうやったら落とせる?
この質問は、ちょっとおかしい。
経費を落とせるかどうかは、手法ではなく、それが元々落とせる経費かどうかが問題なんです。
端から落とせない経費をものすごくすぐれた手法で損金に落とせる・・・なんてことは絶対にありません。
手法ではなく、落とせる経費にお金を使う。
経費にも落とせないものに会社のお金使っちゃうとこれまた厄介なことに・・・顧問税理士に聞いて下さい。
この利益、どうにかなりませんかね・・・
決算日まででしたら、多少できますが、そんな大したもんじゃないですよ~
後は税金払って来期の対策を考えた方が、絶対に良いです。
税理士は、節税策を考えることが仕事です。
ただ、勘違いしてはいけないのは、なんでも税金を安くしてくれるのが税理士の仕事だろうと。
それはありません。
税法には穴があったりしますが、それを突いても長続きしませんし、気持ちのいいものではありません。
とは言いつつ、実際のところ、これはどうなんだろうと真剣に悩む質問もあります。
毎日のようにです。
もっと勉強しろってことか・・・